キングダムの新刊47巻のレビュー&ネタバレ含む

秦の始皇帝が中華統一を果たす物語を編んでいるキングダム。最新刊の47巻は、王翦(おうせん)を総大将とし、桓騎(かんき)、楊端和(ようたんわ)の連合軍が宰相李牧(りぼく)の隙をつき、趙の王都圏、第二の都市である鄴(ぎょう)を奪い取ろうと攻め込みます。

46巻では王騎将軍の矛をついに持ち出陣した信の活躍が期待されますね〜

キングダムの新刊47巻のレビュー

そして、そこに向かうために、秦の函谷関同様に、趙の国門である列尾(れっぴ)に至り、楊端和と飛信隊の連合軍が攻略にあたります。この時に、蒙恬(もうてん)は、山の民の軍勢が城攻めできるのか?といぶかりますが、、見事、半日あまりで攻略しちゃいます 笑

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でも、ここには一つ、李牧の策略があるんです。
攻城戦の後、勝利し入城した王翦は、いち早くこれに気づき、姿を消します。

王翦は変わった?

47巻までの王翦は白老の副将として魏国への攻略戦で初登場し、決して負ける戦はせず、自分の領土をクニと表現するなど、自らが王になる野心家として描かれています。

合従軍戦でも、砦を築きながらも、攻略されそうになると、あっさりと砦を捨て山中に消えていく姿が印象的です。が、この時は、その後に燕軍の背後をとり相手の主攻を全滅させ、その後函谷関にも現れ、あやうく開けられそうになる門を奪還するなど獅子奮迅の活躍を見せます。

王翦の中で何かが変わったのでしょうか?

46巻で出陣する時に、軍総司令である昌平君と橋の上で何を話したのか?とても気になってます 笑

キングダム47巻

いずれにしてもキングダム47の見どころは、山の王で死王とも怖れられ、また愛される王である楊端和の檄と、それに呼応する、山民族100部族の雄叫びで地が震え、そして城門めがけて突撃していくシーンです。

信は別にして、秦軍の目の前で戦う山の民は、ここで初めて描かれ、その凄まじいまでの闘争心と強さ、更には攻城戦という頭脳戦をも単純明解に突破するを見せつけていきます。

趙軍はその強さに圧倒されますし、秦軍は秦軍で敵じゃなくて良かったと、心の底から思ったことでしょう。

さいごに

キングダムはすでに47巻まできていますが、未だ1国も滅ぼされていません。。
いったい何巻まで続くんだ 笑

でも、毎週木曜日のヤンジャンにキングダムが無かった時の喪失感を考えると、この先20年、30年とできるだけ長く続けてもらいたいとも思いますね☆

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